皆さんは、お子さんを叱る時、どのように伝えていますか?
怒りに任せて大きな声で叱りつけてしまうこと、ありませんか?
大切な我が子のはずなのに、、良くなかったな…。
なんて後悔してしまう経験、誰しもあると思います。
ここでは、子育ての場面に役立つアンガーマネジメントについてお話ししていきます。
そもそもアンガーマネジメントって?
アンガーマネジメントとは怒りのコントロールのこと。
他に、アンガーコントロールという言葉がありますが、意味は同じです。
怒りの感情と上手に付き合っていくための心理トレーニングのことです。
怒らないことを目指すのではなく必要な時には上手に怒れて、
怒らなくていい時には怒らなくて済むようになることがアンガーマネジメントするということ。
上手に怒りのコントロールができるようになると、怒鳴ってしまうなど
怒りをストレートにぶつけてしまうことが上手な対処法ではない!と気付けるようになります。
何度言っても同じことをする、危ないことばかりする子ども。
初めは優しく言い聞かせたりしていても、
我慢の糸がプッツン!と切れて大きな声で怒ってしまった…。
落ち着いた頃、子どもの寝顔を見ながら
「あんな言い方しなくてもよかったのにな、ごめんね、、」と反省。
育児中の方なら、こんな経験をしたことがあると思います。
私も、例外なくその1人です。
そんな悩めるパパママに、このアンガーマネジメントをぜひ知ってほしいです!
怒りと上手に付き合っていく方法
アンガーマネジメントとは、どのような方法があるのか簡単に紹介していきます。
◎ポイント
まずは、心の準備をしていきましょう。
- 繰り返すことで怒りは大きくなる。「今」だけを見る
- 期待値を下げる
- 100言わないと分からないもの
- 5分だけ関わってみる
- 「〜であるべき!」と思い込みすぎない
◎ステップ
怒りと直面した時、怒りが爆発しそうな時に実践しましょう。
- カッとした時の衝動を抑える
(深呼吸・落ち着く言葉・一点集中・その場から離れる) - 怒りを客観的に見つめる
(怒りの数値化・アンガーログ) - 心の安定
(体を動かす・ハッピーログ・ルーティンを変えてみる)
まとめ
何度注意しても聞かない、危ないことばかりする…。
結果、大きな声で怒ってしまう。
子育て中、どうしても避けては通れない道だと思います。
アンガーマネジメントは、怒りをなくすものではありません。
しかし、アンガーマネジメントが身につくと心の負担がグッと減ります。
パパママだけでなく、子どもにとっても良いものとなって
親子関係がより良いものになっていくと思います。
知識が増えたからといって、すぐに上手くいくわけではありません。
我慢をし過ぎず、一歩一歩進んでいきましょう。
これをきっかけに、みんなが過ごしやすい毎日に変えていきましょう!