小学校の入学準備、みなさんは何から始めますか?
ここでは、必需品のランドセルの選び方をご紹介します。
早すぎるかなと思われるかもしれませんが、なんと2026年入学するお子さま向けランドセルの販売がすでに始まっています!
「気になっていたランドセルが売り切れてしまった」なんて悲しいことにならないように、今から少しずつ、調べてみませんか?
選び方のポイントは?
ここでは、ランドセルを選ぶ時のポイント10選をお伝えします。
《 ランドセル選び チェックポイント 》
1. 素材
2. 丈夫さ
3. 大きさ
4. 重さ
5. 背おいやすさ
6. 色・デザイン
7. 安全機能
8. 保証
9. 価格
10. 販売期間
1. 素材

ランドセルのメイン素材は、大きく分けて「人工皮革(クラリーノなど)」か「天然皮革(牛革・コードバンなど)」。
「人工皮革(クラリーノなど)」は、よく目にする一般的な素材です。デザインが豊富で全体的に軽量のモデルが多くあります。
「天然皮革(牛革・コードバンなど)」の特徴は丈夫さです。高級感もあり、デザインがシンプルなモデルが多いです。
ですが、さらに軽量をメインに考えられた「ナイロンやポリエステル素材」を使用したランドセル型リュックも注目を集めています。
2. 丈夫さ

6年間、ほぼ毎日使うランドセルは丈夫さも重要なポイント。
素材のところでも紹介したように、天然皮革は人工皮革に比べ丈夫です。
ここで注意したいのは、軽くて大きい作りのもの。
内部の芯軸がしっかりしていないと、型崩れしやすくなるので要チェックポイントです!
3. 大きさ

近年では、タブレット学習がメジャー。教科書と一緒に、タブレットを持ち帰って学習することも珍しくありません。
ランドセルにタブレット専用ポケットがあるものや、ベルトを緩め容量を増やせるものもあります。
ここでおすすめなのが、スタンダードになってきている「A4フラットファイル対応サイズ」。
教科書やノートなど、折り曲げたりせずスッポリ入るサイズです。
「A4クリアファイルサイズ」の少しコンパクトなランドセルもあります。
ファイルの大きさは約1cmほどの違いですが、体の小さなお子さんにはこちらがおすすめ。
4. 重さ

引用:https://www.pikachan.com/features/shoulder/
お子さんの体への負担が研究されてきて、軽量化モデルが豊富になってきました。
お子さんのことを考えるとやはり軽いモデルに目がいきがちですが、ここで注目して欲しいのが「体感荷重(背負った時に感じる重さ)」です。
ランドセルの構造によって、実際に荷物を入れて背負った時の重さの感じ方は変わります!
背負う位置を高くして軽く感じるものや、背中にしっかりフィットして軽く感じるものなどメーカーによってさまざま。
注目ポイント
1. 背あてクッションがフィットするか
2. 肩ベルトが浮かずにフィットするか
3. 重心が安定する内部構造になっているか
実際にお子さんが背負ってみてフィットするかどうか試してみるのが良いと思います!
お店によっては、教科書に見立てたおもりが用意してあるところもありますのでぜひ試してみましょう。
5. 背おいやすさ

引用:https://www.fit-chan.com/lp/no1/
肩や背中に当たる部分はとっても重要。
肩ベルトや背中クッションは各社のこだわりが溢れています。
肩ベルトの注目ポイント
・クッションの素材
・肩ベルトの厚さ、幅
・背カンは左右に動くか
背あての注目ポイント
・通気性の良い素材、つくりになっているか
・背中にあたるクッションは柔らかいか
成長に合わせた機能が充実していると安心して6年間使うことができますね。
お子さんにあった作りのものを探してみましょう。
6. 色・デザイン
お子さんが使うものですし、お子さんが色やデザインを決めるというご家庭も多いと思います。
ですが、6年間使うわけですから好みの変化で後悔したという声も。
後悔しないように、シンプルなデザイン、奇抜すぎない色を選ぶことがおすすめです。
しかし、気に入っていないランドセルで学校に行きたくない、背負いたくないなどモチベーションが下がってしまっても良くありませんよね。
「どうしてもこれがいい!」というようなランドセルがある場合は、ぜひお子さんのお気に入りを買ってあげましょう。
人気のくすみカラーなど、現在は豊富に揃っています。
デザインも綺麗な刺繍がほどこされているものから、シールタイプで付け替え自由な刺繍シール対応のものまで。
お子さんにとってはいちばん重要ポイントになると思うので、色・デザインは一緒に考えてあげましょう!
7. 安全機能
登校・帰宅は子どもだけで歩くということが多いと思います。
少しでも安全に通学できるように、安全機能は注目していきたいですね!
注目ポイント
1. 反射材
2. サイドフック
3. 防犯ブザーフック(Dカン)
反射材

引用:https://www.fit-chan.com/lp/no1/
反射材はもともと付いているものからシールタイプのもの、別売りになっているものまで様々です。
前からも後ろからも反射するのかもチェックポイント。
サイドフック

引用:https://www.pikachan.com/features/safety/
サイドフックはキーホルダーや給食袋などぶら下げて歩きますが、自転車や車に引っかかり引きずられ怪我をしたという事例もあるようです。
取り外しができるもの、一定の力が加わると外れるものなどもあります。
防犯ブザーフック

現在、防犯ブザーは必須アイテムと言っても過言ではありません。
持ち歩いていても、ランドセル内のポケットにしまい込んでいてはいざという時に慌ててしまいます。
手が届きやすい肩ベルトに、防犯ブザーを引っ掛けられるD型フックが付いているものがメジャーになってきました。
8. 保証
わんぱくな時期にほぼ毎日使っていれば、肩ベルトがちぎれてしまったり傷がついてしまったなどのトラブルも出てくるかもしれません。
安心して使っていくために、保証面も確認しておきましょう!
注目ポイント
1. 6年間修理保証
2. 修理は無料か
3. 修理中に代替用ランドセルはあるか
6年間、どんな傷にも対応してくれる「6年間保証」が付いているものが多いですが、中古品や安すぎるものにはついていない可能性もあります。
さらに、保証がついていても修理期間中はランドセルがありませんので、代替用ランドセルの有無も確認しておきましょう。
9. 価格
一般的な相場は、4万円〜6万円。
素材によって違ってきますが、ブランドによっては10万円近くする、こだわりのランドセルもあります。
逆に、安すぎるものは保証がついていない、耐久性に問題がある場合があるので、注意が必要です。
10. 販売期間
多くのメーカーは、前年度の2月から販売スタートしています。
入学まではまだ期間があるので「早すぎかな〜」と思われるかもしれませんが、購入者の多くは4月〜8月頃が大半のようです。
工房系ランドセルなど、少数生産のものもあります。
場合によっては売り切れなんてこともありますので、始めるのに早すぎることはありません!
お子さんのお気に入りのランドセルを買ってあげましょう。
実際の失敗談
うちの子も同レベルに派手なのにしたけど、六年生の今、めちゃくちゃ後悔してるから色んなランドセルカバーを見せて気にいる柄を見つけて地味なランドセルにしてあげて欲しい。 高学年になってから地味カバー付けてるし恥ずかしくてなんで、、なんで、、ってなってるから後悔しない選択を
https://x.com/mikanmorino/status/1884519112015241292
私、本当はピンク色のランドセルが良かったけどママが「赤が良いよ、ピンク選んだら後悔するよ」って言ったから渋々赤にしたんだよね 結果、6年間ずっと友達の可愛いピンクのランドセルを羨んでた。 ワガママ言ってでもピンクにすればよかった!!後悔!!
https://x.com/hamutomatosuki/status/1888247555777351998
ピンクは高学年になったら本人が後悔するよ、と先輩ママさんから聞いていたけど、娘が選んで嬉しそうだったのでゴテゴテのピンクでも止めなかった。高学年で嫌になった時はランドセルカバーで隠すなりしてその時考えようって。今、好きな色は黒だけど自分で選んだランドセルだから後悔はないみたい
https://x.com/shirikaraderu/status/1887827109684588981
「派手で高学年になって後悔!」や「親の意見を聞いて後悔!」など色々な失敗談がありました。
「自分の好きなものを買ってくれた嬉しい気持ち」は大事にしてあげたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだ先のことのようで、着々と迫ってくる入学準備。
親ばかり張り切って、お子さんの気持ちを置いてけぼりにしないよう気をつけながら少しずつ進めてみましょう。
《 ランドセル選び チェックポイント 》
1. 素材
2. 丈夫さ
3. 大きさ
4. 重さ
5. 背おいやすさ
6. 色・デザイン
7. 安全機能
8. 保証
9. 価格
10. 販売期間
ぜひ参考にしてみてください♪